山田池公園に生息するヌートリア
ヌートリアは、南アメリカ原産の大型のげっ歯類(ネズミの仲間)で、体長は50~70cm、体重は6~9kg程度、日本のげっ歯類では最大。体は茶褐色で、大きな前歯(オレンジ色)が特徴です。
第二次世界大戦頃に軍用の毛皮獣として輸入され、多数が飼育されたそうですが、終戦後、需要がなくなり放逐され、生き残ったものが野生化し繁殖したことで、近年では各地にその生息地が広がり、数年前からはこの山田池公園(大阪府)でも見られるようになりました。
ちなみに、このヌートリアの寿命は10年くらいだそうです。