今井剛プロフィール
経歴・実績
・2019年〜、人物撮影を開始、プロフィールや家族、ウェディングなど延べ1000人以上
・2019年、UBEREATS で料理撮影を担当
・2019〜2020年、三井リハウス、HOMEAWAY、AGODAなど、不動産(住宅、ホテル)撮影を担当
・2019年〜2020年、Rhapsody Of Fire、Korpiklaaniなど、国内外の音楽アーティストおよび野外フェスで、延べ30組以上のライブ撮影を担当
・2020年〜、ONthe UMEDA 公式メディアでインタビュー撮影担当、延べ40人以上
・2021年〜2022年、大阪エヴェッサ、シュライカー大阪など、プロスポーツチームのメディア取材で撮影を担当、延べ10試合以上
・2021年〜、ゴーフォト写真教室を開始、現在第6期目
・2022年〜2023年、関西電力公式メディアでカメラマン担当
・2023年〜、愛媛マラソン、福知山マラソンでオフィシャルカメラマン担当
・2023年〜、人物取材カメラマンとして、複数メディアより年間30件ほどのご依頼
アシスタント時代から下積み
1971年、大阪生まれ、大阪育ち。
カメラマンだった父の影響で、幼い頃から写真に親しみながら育つ。生まれ育った家には白ホリのスタジオと暗室があり、学生時代になると、スタジオマンとしてストロボをセッティングしたり、カメラマンアシストをしながら、写真を学ぶようになった。もちろん当時はまだフィルムカメラだったので、フィルムチェンジ、ポラロイドは過去の技術。
ちなみに、スタジオブレーンという名前は、当時、父のスタジオで使っていた名前である。
2000年、大阪の大学を卒業してから一度は就職したが、会社組織が自分には合わなくて、フリーランスの道を志す。しかし進んだのはカメラマンではなく、Webデザイナーだった。29歳で独立し、これまで22年間、Web制作を生業としてきた。現在もWeb制作の業務は続けている(Webサイトはこちら)。
しかし、Web制作でも写真は必要なので、10代〜20代に掛けての10年程のアシスタント歴を活かして、自分で撮影することもしばしば。家族や友人を撮影する機会も多く、アシスタント時代を含めると写真歴は30年以上になる。
痺れを切らし撮り始めた、ホームページ用写真撮影
Web制作をまじめにやればやるほど、そのホームページからたくさんの人に訴求したい、反響を集めたいという気持ちになるが、そんな時に一番重要な要素となるのが写真。その商品やサービスについて、欲しい!使ってみたい!体験してみたい!と、思えるような写真はなかなか手に入らず、提供される写真を渋々使う日々が続いていた。
そんな状況に痺れを切らして、その写真僕に撮られせてください。と申し出て、会社紹介用のホームページをリニューアルしたことがあった。撮影はもちろん大変だけど、今まで気になっていた部分がクリアになっていく作業は楽しくて仕方なかった。
そうして作られたのは、主に会社紹介、サービス紹介などのホームページで、人物が生き生きと写り込むものばかり。こんな人にお願いしたい!自分もこのような体験をしてみたい!と思ってもらえることが、私の写真のコンセプトになった。
転機となったライブ撮影
2015年、今も自身が運営する「ぼちぼち」という大阪ローカルメディアで、私は写真と映像を担当していた。そこで大手メディアが取り上げることの少ない、大阪のローカルイベントを取材したことが、ライブ撮影を始めたきっかけだった。どんなに素晴らしいイベントが開催されていても、それを伝えるメディアがなかったり、写真を撮るカメラマンがいない状況で、メディアが写真で伝えることの大切さを知る。
長くはない人生、20年もWeb制作をしてきて、少々飽きてきたということもあるが、それよりもやりたいことが見つかったら、やはり全力で人生を賭けてでもやってみたくなる。それほど自分にとって、写真は今こそ必要だと感じるものだった。たかが写真とも言われたが、そこにはみんなが見えていないものがはっきり見えていた。
2019年、日本の元号が令和となり、ついにカメラマンを本格的な生業とする。
これはWeb制作を始めた時と同じ。私の人生で仕事に対する基本的な考え方は、「自分にできるもっとも得意なことを生業に」、それはつまり自分の技術を磨き、それを提供した人の役に立つこと。これが人生でもっとも幸せだと感じている。
ライブカメラマンとして、
どんな人でも、もっとも輝く瞬間を写真に収める
2020年は約一年で30組以上のアーティストを撮影し、経験と実績が出来上がってきた。お世話になっているライブハウスやプロモーターとの関係も良好で、ライブは顔パスとまで言われるようになった。ここまで順調と思われたそんな矢先、新型コロナウィルスの流行により、音楽のライブをはじめとする、一切のイベントがキャンセルとなってしまい、目の前が真っ暗となるが、いつまでも、くよくよしてても仕方ないので、得意なライブ写真を技術を活かした写真撮影が他に応用できないかと考えた結果、セミナーや人物の撮影でもこの一瞬を切り抜くことには変わりない。作業する人や、話をする人など、何をする人でもじっくりと観察し、もっとも輝く瞬間を写真に収める。つまりどんな写真もライブと同じなのだ。
とにかく写真を楽しみたい。そんな想いではじめた写真教室
依頼された写真を撮ることはもちろんやりがいに満ちた素晴らしい仕事だと思っている。しかし一方でクライアントの意向は自分が撮りたい写真ではないこともあり、そんなジレンマを感じることもしばしばある。
そこで自分が撮りたい写真を自由に楽しみながら撮れることを伝えたいと考え、2021年に始めたのがゴーフォト写真教室だ。教室では写真好きなメンバーが集まって、写真は楽しむべきものということを第一に伝えている。
現在
カメラマンとして、写真を自由に楽しむことができる恵まれた職業であることに感謝し、空いた時間に好きな動物や風景を撮りながら、次の写真教室でみんなに楽しんでもらえるロケハンに多くの時間を費やしている。
そんなこんなで今は撮って喜ばれる撮影と、自分が撮りたい好きな撮影を交互に楽しみながら、これからも大好きなカメラマン人生を過ごしていきたいと思う次第です。
2022.12 今井 剛
使用機材
SONY フルサイズ一眼ボディ α7Siii
SONY フルサイズ一眼ボディ α9
SONY レンズ FE24-105mm G f4
SONY レンズ FE16-35mm GM f2.8
TAMRON レンズ 70-180mm f2.8
TAMRON レンズ 50-400mm