実践講評会を終えて

参加者4名に聞いた、3か月で見えた「自分らしい写真」

3か月にわたって開催した実践講評会。

今回参加された4名は、それぞれ異なるテーマで作品づくりに取り組み、最終的に「5枚組作品」を完成させました。

講評会を終えた今、どんな変化があったのでしょうか。

最終講評後、皆さんにお話を伺いました。

「参加前、不安はありましたか?」

今井:
実践講評会全3回、本当にお疲れ様でした!
まず最初に聞かせてください。参加前に不安や迷いはありましたか?

ゆかさん:
以前は撮る楽しさだけを求めていましたが、自分の写真を講評していただけることが嬉しくて、迷いや不安はなく期待でいっぱいでした。

ちゃっぴぃさん:
受講に迷いはなかったんですが、1回目の提出写真を撮っているときに「こんなんで大丈夫かな?」という不安はありました。

じゅんちゃん:
私は面白そうだなと思いました。他の人の作品も見てみたかったです。

ゆかこさん:
もっと良い写真を撮れるようになりたいと思う反面、自分のレベルで大丈夫かなという不安はありました。

今井:
スタート時の気持ちはそれぞれ違いましたが、皆さん共通していたのは「もっと写真を深めたい」という気持ちだったように思います。

「3回の講評を通じて、自分の写真や意識はどう変わりましたか?」

今井:
今回一番聞きたかった質問です。3か月を通じて、自分の写真や意識に変化はありましたか?

ゆかさん:
今まではその場の直感で撮ることが多かったのですが、個々の写真をもっと強くしたいという意識が芽生えました。

一瞬を大切にすることはもちろんですが、気になった被写体を時間や曜日、天気を変えて何度も撮るようになりました。いろいろな表情を狙うようになったと思います。

ちゃっぴぃさん:
テーマに合っているのか、背景や光はテーマを壊していないか、すごく考えるようになりました。

今回の5枚組では、撮っては選び、足りない役割の写真があればイメージしてから探しに行くという流れで撮影しました。

じゅんちゃん:
以前は「綺麗な写真を撮ろう」と思い過ぎていた気がします。

それも大切なんですが、もっと自由に撮っていいんだと思えるようになりました。

ただ、その自由さを表現するには自分の軸が必要なんだということも感じました。

ゆかこさん:
最初は自分が惹かれたものを撮るだけでした。

でも講評会を通じて、主題を見せるためには背景や余白も大切だと学びました。

見せたいものばかりを詰め込むのではなく、引き算を考えるようになりました。

今井:
皆さんの話を聞いていると、「撮る」から「考えて撮る」へ変化したことが伝わってきますね。

「特に印象に残っているアドバイスはありますか?」

今井:
講評の中で、特に視点が変わったアドバイスはありましたか?

ゆかさん:
『光と影』がテーマなら、景色の力を借りるのではなく、「伝わる光」を目指そうという言葉です。

その考え方はとても印象に残っています。

ちゃっぴぃさん:
記事を書くように考えるという話ですね。

表紙になる大テーマがあり、その中に見出しのような小テーマがある。

その考え方で5枚を組み立てるようになってから、すごく整理しやすくなりました。

じゅんちゃん:
光の色味についての指摘です。

今まで以上に色や光の違いを意識するようになりました。

あと、自分のセレクト力がまだ弱いことも実感しました。

ゆかこさん:
水平線、背景、光の捉え方、角度などです。

ただ撮るのではなく、どう見せるかを考える視点を学びました。

今井:
面白いですね。

同じ講評会でも、それぞれ違う言葉が心に残っているのが印象的です。

「完成した5枚組を振り返って、今の率直な感想は?」

今井:
では最後に、完成した5枚組を振り返ってみてください。

ゆかさん:
今までは被写体そのものを主役にしていましたが、今回は光の硬さや柔らかさなど、表現そのものを意識して構成しました。

写真表現をコントロールする面白さを知ることができました。

ちゃっぴぃさん:
撮る前も撮った後も、今までになく考えました。

でもパズルのピースを探しているようで、新鮮で楽しかったです。

じゅんちゃん:
自分がどんな写真を撮りたいのか。

それを言葉にすることの大切さを感じました。

他の参加者の変化を見るのもすごく刺激になりました。

ゆかこさん:
率直に言うと、まだ一貫性やまとまりは足りなかったと思います。

でも自分の課題が見えたことは大きな収穫でした。

「これから参加を迷っている人へ」

今井:
最後に、これから参加を迷っている方へ一言お願いします。

ゆかさん:
クオリティを上げたい方、自分の写真をブラッシュアップしたい方にはおすすめです。

ちゃっぴぃさん:
受けたほうがいい!

じゅんちゃん:
自分では気づかなかった視点で見てもらえるので、新しい発見やレベルアップにつながると思います。

それに単純に楽しかったです。

ゆかこさん:
写真が好きで撮っている人なら、きっと目線が変わると思います。

ぜひ参加してみてください。

実践講評会を終えて

今回の4名は、撮る被写体もテーマもまったく違いました。

しかし共通していたのは、「自分は何を撮りたいのか」を考えるようになったことです。

写真の上達はもちろん大切です。

けれど、その前に必要なのは、自分が何に心を動かされ、何を表現したいのかを知ることなのかもしれません。

3か月間、本当にお疲れさまでした。

そして素晴らしい作品を見せていただき、ありがとうございました。

最終回で完成したそれぞれの5枚組作品

ゆかさん

日常から「幻想的な光と影」を見つけ出す写真家

作品テーマ:光と影

ちゃっぴぃ

植物の息吹を感じ、『清々しい空気感』を写す写真家

作品テーマ:勢い

じゅんちゃん

整えられた空間で、心地いいライフスタイルを写し出す写真家

作品テーマ:おうちに行きたくなる写真

ゆかこさん

光を読み、『大地や命の輝き』を写し止める写真家

作品テーマ:モモ太